明るさの調整(γ補正)

　明るさの調整は、グレイスケール画像におけるγ補正と同様に、各画素ごとのRGBそれぞれの値を指数関数で変換することによって行います。

　具体的には、以下の変換式を用いて画素値の変換を行います(画素値は0〜255の値をとるものとします)。
　R =  255 x ( R ÷ 255)( 1 / γ)
　G =  255 x ( G ÷ 255)( 1 / γ)
　B =  255 x ( B ÷ 255)( 1 / γ)
　γの値が１より大きいとき、明るくなります。
　γの値が１より小さいとき、暗くなります。

　標準画像 girl に対して、γ補正を行った画像を以下に示します。

元のカラー画像

 γ値1.5で補正した画像

 γ値2.0で補正した画像

γ値1.5で補正するための変換テーブル
(横軸：入力、縦軸：出力)

 γ値2.0で補正するための変換テーブル
(横軸：入力、縦軸：出力)
元のカラー画像のヒストグラム

 γ値1.5で補正した画像のヒストグラム

 γ値2.0で補正した画像のヒストグラム

もどる

katahira@med.akita-u.ac.jp